当社では、「プロテープライト10・G2」「プロテープライト20」「プロテープライト30BAS」「プロテープライト30STD」の4機種のテープライトを取り扱いしてます。
「いざテープライトを導入しよう!!」と【取扱製品】をクリックしたその時!!
「・・・・どれを選べばいいの?」
と困ることはないでしょうか?
写真1のような製品仕様を見比べながらテープライトを選ぶのですが・・・・
写真1.テープライト比較
「・・・うーん、、、、わからん。」
当社テープライトを使ったことのある方や日ごろから照明選定されている方でないと仕様を見比べただけではどの程度明るいのかイメージしにくいと思います。施工事例があれば良いのですが、、、当社では掲載許可をいただいてない事例が多数のためホームページに掲載している事例が少なく比較しにくいのが現状です。
とりあえず、明るさの数値が高いテープライト「プロテープライト10 2nd GEN」と調光器で明るさを調整しながら導入できれば良いのですが、予算などの様々な事情もあり簡単に導入できないケースもあると思います。
サンプルの貸出も行っておりますので実際にテープライトを点灯させて明るさをイメージすることもできるのですが、返却の手間暇がかかり面倒だという方もいらっしゃると思います。
そこで今回、製品仕様では分かりにくい各テープライトの明るさや色温度の違いが比較できるようテープライトの点灯写真を撮影してみました。
本コラムでは、製品仕様だけでは伝わりにくいテープライトの明るさや色温度の違いをイメージ写真を使って紹介します。
【目次】
1.テープライトの明るさ(全光束)
2.テープライトの色温度
3.さいごに
1.テープライトの明るさ(全光束)
本項目では当社プロテープライトの明るさを点灯写真を使って見比べます。
点灯写真を比べる前にまずはテープライトの仕様からどのくらい明るさが違うか比較してみましょう!
テープライトの明るさは、「全光束(lm)」の値で明るいか暗いかを判別することができます。数値が高ければ高いほど明るさがあり、数値が低ければ明るさが少なくなります。
では当社プロテープライトの全光束を見てみましょう。
品名 | 品番 | 全光束(明るさ) |
プロテープライト10・2GEN | AKS-TLIV-P10-2 | 1400lm/m |
プロテープライト20 | AKS-TLIV-P20-1 | 900lm/m |
プロテープライト30STD | AKS-TLIV-P30-STD1 | 1000lm/m |
プロテープライト30BAS | AKS-TLIV-P30-BAS1 | 400lm/m |
表1は当社プロテープライトシリーズの1mあたりの全光束値をまとめた表になります。
表1の全光束値からもわかる通り、
「プロテープライト10・2GEN」が最も明るく、次に「プロテープライト30STD」、「プロテープライト20」、最も明るさが少ないテープライトが「プロテープライト30BAS」になります。
では、次にテープライトを点灯させた写真を見てみましょう。
今回、「プロテープライト10・2GEN」「プロテープライト30STD」「プロテープライト30BAS」の約1mのテープライトを点灯させた写真になります。
【検証器具】
・プロテープライト10・2nd GEN 2700K / 長さL=1003mm
・プロテープライト30STD-2700K / 長さL=1031mm
・プロテープライト30BAS-2700K / 長さL=1031mm
写真2.プロテープライト10 2ndGEN-2700K 点灯写真
写真3.プロテープライト30STD-2700K 点灯写真
写真4.プロテープライト30BAS-2700K 点灯写真
テープライトの点灯方法ですが、天井面(CH2400mm)にテープライトを固定し床面を照らすような形で点灯させました。
床面には照度計を設置し、床面照度を計測し数値でも明るさを比較します。
写真2~写真4を見比べると「プロテープライト10・2GEN」「プロテープライト30STD」は明るさがあり、「プロテープライト30BAS」は3機種の中では明るさが少ないことがわかります。
では次に照度計の測定値を比較してみましょう。
品名 | 品番 | 照度 |
プロテープライト10・2GEN | AKS-TLIV-P10-2 | 125.6lx |
プロテープライト30STD | AKS-TLIV-P30-STD1 | 103.4lx |
プロテープライト30BAS | AKS-TLIV-P30-BAS1 | 49.6lx |
表2の照度系の測定値を見てもわかる通り、「プロテープライト10・2GEN」、次に「プロテープライト30STD」、最も明るさが少ないのが「プロテープライト30BAS」だとわかります。
そして全光束値が400lm/m違う「プロテープライト10・2GEN」と「プロテープライト30STD」の照度は、約22lxの違いしかないことがわかりました。
・・・結果!!
「プロテープライト10 2nd GEN」、「プロテープライト30STD」は、しっかりと間接照明でも明るさが欲しい空間にオススメです。雰囲気的な明るさを求められるような空間には調光器と一緒で導入を検討する必要があります。
「プロテープライト30BAS」は、明るさが少ないため雰囲気的な明るさ欲しい空間への間接照明に適してますが、
間接照明の明るさが欲しい箇所には不向きな製品になります。
間接照明の明るさが欲しい空間に誤って「プロテープライト30BAS」を選定されるとテープライトのやり直しだけではなく、必要部材(主にDC24V電源装置)も再選定が必要になりますのでご注意ください。
更に施工環境によってテープライトの灯りの見え方も変わりますので明るさにこだわりたい方はサンプルの貸出をご依頼ください。
実物でテープライトの明るさを検証することができます。
2.テープライトの色温度
本項目では当社プロテープライトの色温度について紹介します。
まず、色温度とは光の色を表すための尺度で、「K(ケルビン)」という単位で表されます。
数値が低ければ低いほど暖色の色味になり、数値が高くなるにつれて寒色に色味になります。
では弊社テープライトの色温度を見てみましょう。写真5にテープライトの色温度をまとめてみました。
写真5.テープライトの色温度ラインナップ
※カメラの補正が入ってますので参考まで
弊社テープライトの色温度は全部で5種類あり、電球色が3種類、白色、昼白色のラインナップとなります。
次に実際に部屋に各色温度のテープライトを点灯させるとどのような雰囲気になるのか検証してみます。
下記の写真6~10は当社事務所に天井直付けで各色温度のテープライトを付けた写真になります。
写真6.2200K 点灯イメージ
写真7.2700K 点灯イメージ
写真8.3000K 点灯イメージ
写真9.4000K 点灯イメージ
写真10.5000K点灯イメージ
写真6~10の各色温度の点灯イメージになります。
2200K~3000Kの電球色は落ち着いた雰囲気になります。4000K~5000Kは白っぽい色味でスッキリとした印象に感じます。
落ち着いた雰囲気を出したい時は電球色が選ばれ、店舗や住宅などの間接照明では2700Kや3000Kが人気の色温度になります。
2200Kは暖色の色味が強く濃いオレンジ色っぽい雰囲気になりますのでより落ち着いた雰囲気を出したいときに選ばれます。
色温度を選定するときは、ダウンライトなどのベースの照明器具の色温度に合わせてを選んでいきますが、
空間にアクセントを加えたい場合などシチュエーションに応じてベ異なる色温度を選ぶこともありますのでシチュエーションに応じて選定してみましょう。
3.さいごに
本コラムでは、弊社テープライトの「明るさ(全光束)」、「色温度」を紹介しました。
テープライトの明るさや色味で困った際はぜひ本コラムお読みください。
本コラムでもイメージが湧きにくいという場合はサンプルのお貸出しも行っております。
実際にテープライトを点灯することができますのでより明るさや色味がイメージしやすくなりますので
サンプルをご希望の方はお問い合わせフォームよりお申し付けください。
また、当社では当社製品を使って施工した施工事例を募集しております。
ホームページ内に掲載可能な施工事例をご提供いただいたお客様には次回使える割引クーポンを進呈します。
その他、ご希望がありましたらホームページ内に会社情報など掲載させていただきます。
ご興味のある方は当社営業窓口またはお問い合わせフォームよりお気軽にご相談ください。