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電気代の節約に|ピンポイント照明が可能なテープライト

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ロシアのウクライナ侵攻を原因としたエネルギー不足が世界中で叫ばれるなか、日本でも電気代の値上げが大きな問題となりつつあります。そこで今回は、「テープライト」の活用なども含めた電気代の節約術をご紹介します。LEDタイプのテープライトは消費電力を抑えられるうえ、製品期待寿命も旧来のハロゲンランプタイプの7~13倍という特徴があります。ここでは、そんなテープライトの特徴や使い方も見ていきます。

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電気代の値上げ、その経緯とは?

現在電気代が高騰している主な原因は、ロシアのウクライナ侵攻に端を発した世界的なエネルギー危機です。ただし、それ以外にもいくつかの原因が存在するため、ここで主だった電気代値上げの理由について見ていきましょう。

 

ロシアによるウクライナ侵攻

2022年2月に発生したロシアによるウクライナ侵攻。この紛争行為を受け、世界各国はロシア産資源の禁輸措置を実行しました。しかし、これによって世界には原油をはじめとしたエネルギーの供給不安が広がっています。日本も例外ではなく、2023年1月の電気料金は2020年1月に比べて3割も上昇する結果となりました。

 

また、近年では中国やインドをはじめとした新興国によるエネルギー需要も増加。化石燃料の枯渇も不安視される状態となっており、これもエネルギー高騰の一因となっています。

 

円安の加速

現在の日本は、電力発電に必要とされる燃料のほとんどを輸入に頼っています。そのため、円安であればあるほど、電気代の高騰につながってしまうのです。たとえば、1ドル100円であれば10,000円となるものが、円安の影響で1ドル150円となれば15,000円にまで上昇してしまいます。

 

現在は円安の状態が続いており、前述したロシアのウクライナ侵攻によるエネルギー危機の状況も相まって、電気代の値上げが進んでいます。

 

産業の活発

2020年から始まった新型コロナウイルス感染症の拡大により、世界中で経済が停滞する事態になりました。しかし、ワクチン接種の広まりなどもあって徐々にコロナ禍は収束に向かっており、2023年の現在は世界経済も回復しつつあります。

 

一方で、世界経済が回復したことで、エネルギーの需要も増加。日本は国内電源の7割以上を石炭・石油による火力発電に頼っており、これにより世界中で発生しているエネルギー価格高騰の影響を強く受けることになりました。

 

電気代の値上げ、今後はどうなる?

現在の電気代高騰の波が、いったいいつまで続くか気になる方も多いでしょう。結論から言うと、今後もこの高騰はしばらく続くと見られています。ロシアとウクライナの戦争は依然として収束の気配がなく、今後もエネルギー需要逼迫は続くはずです。

 

負担が増す一方の各電力会社は今後燃料費調整額の上限を撤廃する可能性もあります。これにより、標準的な家庭であっても2022年11月と比較して、実質的14%〜42%までの電気代値上げが見込まれるでしょう。

 

家庭でできる電気代節約方法

電気代値上げによって、家計の負担が増加するのは間違いありません。少しでも負担を軽減するため、さまざまな節約を検討している家庭も多いはず。ここでは、家庭でも実行できるおすすめの節約術を紹介します。

 

電気料金プランを見直そう

電気代節約のため、まずは利用している電気料金プランを見直してみましょう。たとえば、現在契約しているアンペア数を下げるだけでも、節約の効果が期待できます。契約中の電力会社が東京電力の場合、50Aを40Aに下げるだけでも月286円の節約が実現するでしょう。

 

一方で、アンペア数を下げれば一度に使用できる電化製品が少なくなります。そのため、電気料金プランを見直す場合には、「家庭内で使う電化製品の数を減らす」「電化製品のスイッチをこまめに切る」などの意識が求められます。

 

また、アンペア変更のためには電力会社に依頼をしたうえで、工事の実施が必要です。工事については基本的に無料での実施となりますが、設備環境によっては料金が発生するケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

 

照明の見直しで無駄な電力使用を防ごう

家庭ですぐにでも始められる電気代の節約方法としては、現在使用している照明などを見直して無駄な使用を防ぐのも有効です。蛍光灯より寿命が長く、取り替える頻度が少ないLEDに変更するだけで、ランニングコストの削減につながります。

 

たとえば、蛍光灯タイプのシーリングライト(8~10畳用)の場合、消費電力は75W程度ですが、LEDタイプに変えると45W程度になります。結果的に、約40%の消費電力削減効果が得られるのです。近年では調光調色ができるタイプも家電量販店などで購入可能。「照明が明る過ぎる」と感じた場合は、調光すればさらなる節電を期待できます。

 

また、ピンポイント照明の導入もおすすめです。必要なところにだけ照明を施せば電気代を節約できるでしょう。たとえば「クローゼットのなかを明るくしたい」「玄関の暗さを解消したい」「階段の手すりに照明を付けて転倒を防止したい」というときは、ライン形状の照明器具「テープライト」が便利です。壁面や手すりなどに帯状の光を配置することで、空間に奥行きを作ったり、おしゃれなムードを演出したりできます。簡単に取り付けられるので、DIY感覚で照明をプラスすることも可能。必要な分だけカットして使用できるため、無駄なコストもかかりません。暗い場所での効果的な節電を実現したいなら、導入を検討してみましょう。

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季節ごとに使用する家電についても、使い方次第で電気代節約が可能です。夏場なら、「エアコンをあえてつけっぱなしにする(短時間で電源を切ると、再び部屋を冷やすまでに多くの電力を使用するため)」「冷蔵庫の温度調節を『強』にする」などの方法で余分な電力消費を抑えましょう。冬場には「エアコンのほかにファンヒーターや電気カーペットを併用する」「古い家電を買い替え電力消費を防ぐ」といった対策も有効です。また、古い家電は多くの電力を消費するケースもあるため、適切なタイミングで買い替えを検討してください。

 

会社でできる電気代節約の方法

会社にとっても、電気代の高騰は大きな痛手になるでしょう。少しでもコストを削減するため、節約方法については把握しておいて損はありません。ここでは、法人ができる電気代節約方法を紹介します。

 

電力会社の見直しを

大手電力会社が軒並み電気代値上げに向かっている現状を考えると、少しでもコストを削減するため、新電力への切り替えも有力な選択肢です。新電力とは、地域電力会社(東京電力、関西電力など)以外の電力会社を指します。新電力会社はそれぞれで電気代を自由に設定できる点が、大きな特徴です。

 

新電力会社には、「Looopでんき」「新日本エネルギー」などさまざまな企業が存在します。それぞれで異なるプランを提供しているため、会社として最適価格の契約も実現しやすくなるでしょう。もし、どの新電力会社を選ぶかで悩むようなら、入札システムによって会社と新電力会社を最適価格で結びつける「電気削減クラウド」の活用もオススメです。

 

テープライトは会社の節電にも

家庭での電気代節約と同様に、会社のオフィスであっても無駄な電力はすぐに見直せます。

 

まず着手したいのが、「照明の見直し」です。オフィス内は普段人が使わない場所であっても、照明が煌々と照らされている場所があるはず。そうした照明を間引きしたり、明るさを調整したりすることで節約につながります。屋内の間接照明としても使用できる「テープライト」の活用もおすすめです。壁面を間接照明で照らすことで空間の明るさをしっかり保てるでしょう。切れ目のない一本のテープライトを使用することで、広い壁にも簡単に設置できます。

 
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次に見直したいのは、空調の温度。外気温と空調の設定温度は差が大きければ大きいほど電力消費につながるため、外気温に比べ設定温度が高過ぎたり低過ぎたりする場合は温度を見直しましょう。また、従業員に「パーソナル扇風機」「サーキュレーター」「ホッカイロ」などの使用を促し、個人で温度調節をしてもらうことも重要です。

 

加えて、法人であれば残業の見直しも電気代節約のポイントに。従業員の残業が長引けば長引くほど、オフィスの照明をつける必要が出てくるため、電気代がかさむ原因になります。

 

節約と照明の見直しで電気代上昇を乗り越える

ウクライナ侵攻や円安の影響により、今後も電気代の上昇は避けられないでしょう。それでも、電気の効率的な使用や電力会社の見直しなど、節約の方法はいくつもあります。そのなかでも、家庭・オフィスを問わずさまざまなシーンに対応可能でき、使い方によってはおしゃれなムードも演出できるテープライトの導入は、効果的な節約につながるでしょう。

 

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