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【現場のリカバリにも活躍】ワイヤレス調光システムのつかいどころ

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【現場のリカバリにも活躍】ワイヤレス調光システムのつかいどころ


LEDテープライトを取り付けていざ点灯! おっ明るい!・・・ん!?・・・
明るすぎる?・・・あぃやぁ明るすぎた~!! 


・・・。さてどうしようか・・・。なんてことはありませんか?

お客様から、イメージよりも明るすぎたので後から調光したいというお問い合わせをいただくことがあります。

間接照明用途ということもあり、予めシミュレーションすることなく感覚的に導入されることが多いLEDテープライトですが、暗すぎて悩むこともあれば明るすぎて困ることもあるようです。

はじめから調光システムの導入ありきで考えていれば”無問題”なのですが、コストを考えるとなかなか踏み切れないところがあるかと思います。

仕方ないので追加で調光システムの導入を覚悟するも、ここで大きな問題が・・・。


そう・・・配線です。


一般的な有線タイプの調光システムは、壁の中に予め配線を這わせておく必要があり、万事休す、もはや施工が難しい場合があります。
写真1.当社PWM調光コントローラ

有線式の調光コントローラになります

防音壁なんかだともう最悪です。かと言って、明るさを抑えたテープライトを再度購入するわけにもいきません。。。

そこで救世主になるのが今回ご紹介する「ワイヤレス調光システム」です。


その名の通り、”ワイヤレス”なので、壁の中に配線を通す必要がなく、リモコンで調光できるのでお手軽です。調光システム!?しかもワイヤレス!? と聞くとアレルギーを発症しそうになる方もいらっしゃるかもしれませんが、有線タイプよりも割とシンプルに施工できます。

それでは、おすすめのワイヤレス調光システムのコストと施工方法についてご紹介します。

今回ご紹介するのはルートロン社のワイヤレス調光システム「パウパックシリーズ」です。

ゼネコン案件などでも多く採用されているルートロン社の高信頼製品になります。


写真1.LUTRON製 ワイヤレス調光システム








1.ワイヤレス調光システムの導入コスト


2.ワイヤレス調光システムの配線方法


3.さいごに           





1.ワイヤレス調光システムの導入コスト

 
写真2を御覧ください。既に①テープライトと②当社推奨のOSRAM社製調光電源装置を設置済みであれば、
あとは④と⑤があればワイヤレス調光が可能です。


写真2.ワイヤレス調光システムに必要な部材


④は無線ユニット本体で、⑤はリモコンになります。そしてお値段は・・・。

 ④ 無線ユニット本体(品番:RMP-5PWM-DV-B)・・・ 25,500円 (税別)

 ⑤ ワイヤレスリモコン(品番:PP-3BRL-GW-L02)・・・ 7,000円 (税別)

 合計:32,500円 (税別)
 ※定価です。業販価格はお問い合わせください。



リモコンを壁に取り付けておきたい場合は、

 ⑥壁取付用アタッチメント(1個口)・・・ 1,750円 (税別)
 ⑦壁取付用化粧プレート(1個口)・・・1,500円 (税別)

 合計:3,250円 (税別) 
 ※定価です。業販価格はお問い合わせください。

を追加で購入する必要が出てきます。
※価格は2023年5月時点の価格になります。

そこそこの費用が掛かってしまいますが、既に設置した電源装置に、調光モジュールを追加で接続するだけなので、5分もあれば取付けできます。

1台の無線ユニット本体で500Wまで接続できますので、150Wタイプの電源装置であれば3台まで接続できることになります。



2.ワイヤレス調光システムの配線方法について


次に配線方法ですが、割とシンプルな構成になります。下図1を見てください。


図1 配線図


無線ユニット本体(PWM調光モジュール)は、ON/OFFスイッチの機能もありますので、1次側の配線に割り込ませる必要がありますが、その配線は図1のとおり至ってシンプルです。

あとはPWM調光モジュールとワイヤレスリモコンをペアリングさせることで施工が完了します。


施工にあたり気を付けるべきポイントは2つ。

 1つ目は無線ユニット本体とリモコンの距離。取説によると7m以上離れていると電波が届かず動作不良になる場合があります。

 2つ目はACラインの極性。ニュートラル・ホットの接続を誤ると調光が効かない場合があります。

 これらに注意すればスムーズに施工が完了します。



3.さいごに

本コラムではLUTRON製ワイヤレス調光システムに必要な部材や導入コスト、配線について紹介しました。

壁スイッチタイプの有線調光システムに比べると導入コストは上がりますが、今回のような後から調光システムの導入を検討せざる得なくなった場合や、壁内に配線を引き回すのが最初から難しい場合、配線作業を減らしたい場合などにおすすめです。

とは言え、後から調光器の導入を検討しないで済むようにしておくに越したことはありません。明るいテープライトを導入する計画では、最初から有線タイプの調光システムを含めて予算に組んでおくほうが無難と言えます。

写真3.プロテープライト10 2nd GEN



当社では、このワイヤレス調光システムを使う場合の配線図の作成や、出荷時にあらかじめペアリングを済ませるサービスも実施しておりますのでお気軽にお問い合わせください。

その他、スマートフォンで操作できる調光システムやDMX、DALIに対応した調光器も取り扱っております。


テープライトの調光のことでお困りでしたら是非一度お気軽にご相談ください。

■当社テープライトの詳細は下記画像をクリック



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