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メリットとデメリットを比較!テープライトを知ろう

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もうすっかり定着してきたLED照明。電球や直管型、スポットライト、投光器など、従来は白熱電球や蛍光灯、ハロゲンランプなどの光源を用いて製造されていたそれらのライトの大半は今やLED光源に置き換わっており、長寿命、低ランニングコストで、店舗などの内装には欠かせない存在となっています。

 

そんなLED照明の一つ、近年様々な場所で見かけるようになったテープライトをご存知ですか? おしゃれな街角でネオンのように使用されていたり、お店などの間接照明として、印象的な雰囲気を演出するために使われていたりしています。今回は、そのテープライトを同じくお店で沢山使われているスポットタイプのLEDライト(いわゆるダウンライト)と比較しながら、使い方、明るさ、コスト面を紹介します。

 

 

使い方の違いを知ろう!ダウンライトとテープライトを比較

まずは一番の違いとして、どのような目的で光を演出するかという点です。

 

ダウンライトとテープライトを比較1

スポットタイプの代表格であるダウンライトは、例えば店舗であれば、商品や強調したい場所を目立たせるために使うことができます。また、多くのダウンライト(広角配光タイプ)を用いれば、空間や部屋全体を明るく照らす必要があるホールなど、広範囲を照らす用途にも利用できます。ダウンライトは、ヒートシンクを搭載するなど、形状的にある程度の放熱対策が可能なため、LED1球あたりのパワーを強く引き出すことができるので、そのような用途にも向いているのです。

ダウンライトとテープライトを比較2

一方テープライトは、LED1球あたりのパワーは相当小さくなりますが、部屋の壁面に帯状の光を配置し、空間に奥行きや豪華な雰囲気を作り出す場合に向いています。単純に空間を明るくするというよりは、部分的な光の帯を作り部屋の雰囲気を演出するという要素が強く、使い方によってパワフルな印象にすることができたり、落ち着いた印象にすることができたりと表現の幅は無限です。

テープライトはLED素子の高性能化や設計自由度の高さから日進月歩で進化しており、その使い方や発展の可能性を大いに秘めています。弊社にてお問い合わせいただく事案としては、天井を縁取る間接照明用途が最も多く、カウンターの足元にアクセントとして導入していただいたり、美容室の鏡裏の縁取りに使うことで、顔のライトアップとともにおしゃれで落ち着いた雰囲気を演出したり、家具の中に組み込んでみたり、什器や棚に組み込まれたりとまさに自在にご利用いただいております。今まで小さな店舗では数10m、中規模の商用店舗では100m以上の長さに及ぶ施工例も沢山あります。この製品はフレキシブルに曲げることができるため、曲面、曲線施工にも応用することができます。器具断面サイズも薄くコンパクトですので、狭いスペースの施工にも向いています。

 

 

LED化することでランニングコストが下がる!コストの違い

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皆さんご存知のように、LED照明は超低消費電力です。例えば光束(光の量) 485ルーメンで比較すると、旧来のハロゲンランプダウンライトでは消費電力が約 40W必要ですが、LEDダウンライトにすると約5Wになり、消費電力は1/8 程度になります。また、製品期待寿命についても、ハロゲンランプタイプが約 3000時間に対しLEDタイプは20000~40000時間となり 7~13倍程度長持ちします。このように光源をハロゲンランプからLEDにすることで非常に低いランニングコストが実現できます。テープライトも、多くのLEDを数珠状に繋ぎ5~10mに長くした製品ですが、1mあたり約10W〜15Wと、こちらも非常に低い消費電力です。(弊社のテープライトの場合、1mあたり12W~17Wになります。)

 

商品の価格としては、LEDダウンライトの場合40W相当(ルーメン値485 lm前後)の商品一個あたり、希望小売価格ベースで 10000円〜 20000円程度です。 (2018.7現在弊社調べ)

 

国内メーカーが販売している法人向けのテープライト場合、1mあたりの希望小売価格ベースで10000円~30000円程度となっています。 (2018.7現在弊社調べ)
弊社では法人向けのテープライト(インドアモデル)を、約4500円〜6500円とリーズナブルな価格帯で販売しています。各照明メーカーにて販売されているような法人向けテープライトにも劣らないような国内設計/国内生産のテープライトを販売しております。現時点では製品ラインナップは少ないかもしれませんが、今後ラインナップを揃えていく予定ですのでご興味のある方はお気軽にご相談ください。


 

空間や目的によって、それぞれの特徴を活かす

ダウンライトとテープライト、異なる二つのタイプの照明を比較してきましたが、どちらもそれぞれの役割と良さがありますね。まずはその空間を、どのような空間にしたいのか。どのような目的であかりを使うのかを明確にしたうえで、再度それぞれの製品を比較して見ると、またそれぞれの違う良さが見えてきそうです。目的と予算に応じてどちらを選んでいくか、照明を選定するうえで面白いところですね。今回の比較が、ご参考になれば幸いです。素敵な空間が生まれることを願っています!







 

お問い合わせ

092-518-0981



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