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ネオン管とLEDネオンとの導入コスト差(電材費)を比較してみました

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新規オープンの店舗にネオンサインを導入するにあたり、ネオン管とLEDネオンのどちらを提案するべきか。迷っておられる方はいらっしゃいませんか?普及が進んで価格が下がってきたとはいえ、LEDネオンは初期費用がかさみます。そのため、提案時点における顧客の反応が不安で躊躇されるかもしれません。

 

確かにこの両者では電材費に違いがあります。提案時点で、ネオン管を指名してくる顧客もいることでしょう。一方工事代金の点では、LEDネオンが有利になるという落とし穴も。

 

そこで実際の導入例ではどの程度電材費が違ってくるのか、比較してみました。

 

 

20m×2面にボーダーネオンを敷設したい場合を想定

ここでは、20m×2面に当社が販売するボーダーネオン(ボーダーV丸型)を敷設する場合の電材費を計算してみました。光源と取付部材、電源装置のみの比較であり、配線材の使用量や各電気工事会社における工事代金の設定によって、実際の費用は大きく変わってきます。参考値としてご覧ください(2018年8月現在、当社調べ)。

 

ネオン管の場合

ネオン管(Φ14mm) 1.5m×13.3本×3,200円×2面 = 8万5,330円
ネオントランス(15KV/巻線型) 2台×8,500円×2面 = 3万4,000円
碍子・バインド線他 1万5,000円
合計 13万4,330円 + 配線材 + ネオン工事代金 + 諸経費

ネオン管は管自体の価格が安く、電材費全体が抑えられます。ネオントランス(変圧器:点灯時に電圧をかける装置)や絶縁・サポート用の碍子(がいし)、碍子にネオンコードを固定するためのバインド線など、ネオン管特有の各種電材が必要になります。

 

当社LEDネオン(ボーダーV丸型)の場合

ボーダーV丸型 電源装置 ボーダーV丸型取付部材
 

LEDネオン(ボーダーV丸型)
ホワイトカラータイプ
1.5m×13.3本×1万600円×2面 = 42万2,940円
電源装置320W 1台×2万4,000円×2面 = 4万8,000円
取付部材 20本×1,560円×2面 = 6万2,400円
合計 53万3,340円 + 配線材 + 電気工事代金 + 諸経費


LEDネオンはネオン管に比べると、光源そのものの価格がかなり高めです。電源装置や取付部材などLEDネオン特有の部材も必要で、電材費だけを比較するとネオン管の4倍近くになります。

 

 

電気工事費用の差額やFコストで差が縮まることも!

電材費だけでみると、LEDネオンはネオン管の4倍近くかかります。そのため一見してネオン管の方がお得に見えるかもしれませんが、以下の点に注意が必要です。

 

LEDネオンは一般電気工事で取り付けが可能なためネオン管導入時に比べて工事費用を抑えることができます。施工もかなりシンプルで簡単ですので、受注後の施工を協力会社に依頼することも容易となります。また、メンテナンスの際もネオン管ならではの特殊工事の料金を請求しなくて済みますので、顧客としては保守費用にお得感が出てきます。

 

また、ネオン管はガラス管なので、輸送中や施工中の破損による物理的、時間的なロスを考慮することもあるかと思います。場合によっては特殊な輸送手段を強いられ、輸送コストが高くなるケースもあるでしょう。せっかく製作してもらった曲げネオン管が破損しようものなら目もあてられません。そのFコストを考慮して見積もりした場合はネオン管の方がかえって高くなるケースもあるかもしれません。

 

一方で当社LEDネオンはシリコン樹脂ケースで覆われていますので、輸送や施工時の取扱いが簡単になりますし、破損の心配はほとんどありません。踏みつけたりするとさすがに故障しますのでこの点はご注意ください。

 

 

まとめ

普及が進むにつれてLEDネオンの価格は下がってきてはいるものの、その電材費はまだ高いと言わざるを得ません。しかし、LEDネオンなら施工やメンテナンスが比較的容易なため、工事・保守点検代金の抑制や風害などによる破損のリスクも低減できます。

 

またLEDネオンは、環境規制に対応する企業姿勢をアピールするツールとしても役立ちます。つまりLEDネオンには、導入コストを補うメリットも兼ね備えているのです。

 

当社なら業務用途で安心してご提案可能なLEDネオン「ボーダーV丸型」を比較的安価に導入いただけます。ネオン管に対する優位性をしっかりと説明できれば、採用の可能性が一気に高まります。ネオンサイン導入の際は、ぜひ付加価値の高いLEDネオンの提案を検討してみましょう。






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